■一枚板・手彫り・手書き・木製看板の制作&素材販売 

「木の看板・木製看板」素材の選び方

【木の看板・木製看板】 素材の選び方

お店の顔となる木の看板材料は選び方が肝心です。

 まず設置場所、用途、書き文字(文字数、文字の大きさ)彫り文字(彫り方)により適する材とそうでない材があります材の選定は慎重に厳選することをお勧め致します

欅(けやき)    ド迫力の木目で選ぶならこの素材、伐採してから乾燥し枯れるまでの間、右に左に大きく反っていくので何年も寝かせなければいけない堅木材として知られています。

          耐久性、磨耗性が高く、何よりも木目が美しい点で看板材に最も多く使われる素材の一つです。

           何十年とお店を飾る看板なら高価な材ですがその価値はある看板素材としてお勧めいたします。

檜(ひのき)   内外部用看板材として使う素材として食料品・飲食店等に人気の素材です。

           日本では古くから建築用材として用いられ既に古事記のスサノオ神話の中で檜を建材として使うことが示唆されています

           特に寺院、神社の建築には必須で古くから利用され飛鳥時代の檜造りの建築は優れたものが多く、法隆寺は世界最古の木造建築物として今もその姿をたもっています。

粘りが強く耐朽性に優れ書いても良し、彫っても良しのまさにオールマイティーな素材です

楠木(くすのき)  当店人気NO2素材 外部用の看板材料で欠かすことの出来ない素材として当店がお勧めする素材の一つです。

           樟脳の原料となる樟脳油を材中に5~10%ほど含んでいることにより耐腐性は極めて高い素材で昔から船舶の内外装材に使われるほどです

           研磨することにより光沢が出て木色も多く、面白さでは一番の看板素材です。

銀杏(イチョウ)  イチョウはやや淡黄色をおびて辺材と心材の差があまりなく木目はややぼけた感じに見えます。

           乾燥させる過程でカビが発生しやすく監理に手間のかかる素材ですが材は比較的やわらかい素材です。

 カウンターやまな板(刃こぼれしにくい)に使われるほどですので彫刻にも適し色の濃淡をだしたい場合などの看板材に最適といえます。

栃(とち)     基本的に真直ぐな材が少なく曲がった材が多いため他とは違う面白い形の看板に仕上がります。

           磨くと絹糸のような光沢が出ることが多く家具や漆器、彫刻にも良く使われています。

           一般に白太(辺材)が多く赤身(心材)が少ないほうが高価とされています。

           耐久性、耐水性が低く雨ざらしにいておくと腐りやすく屋外用看板材にはお勧め出来まん。

           形の面白さと彫刻材としては十分使えますし屋内用だけに限れば是非使いたい素材の一つと言えます。

杉(すぎ)     杉と言えば、当店でも以前は耐久性が心配であまり使用していませんでしたが、浸透性のオイル(防腐材)ではなく、木の伸縮に対応した塗膜性樹脂塗料を使うことで、長期に亘ってご使用して頂ける看板を製作できるようになりました。

           低予算で木製看板を作る場合は、杉材での書き看板をお勧め致します。国産杉を使用していますので木目も美しくお勧めです。

松(まつ)     銘木の中では、木目の美しさと耐久性で、欅と人気を二分するほどよく使われる素材ですが、国産の良材となると欅材よりも高価で、特に大型の素材は数も少なく希少です。

           本当に木が好き方には 松しかないと言うぐらい渋い素材です。

一位(いちい)   針葉樹の一つで、寒さに強く北海道でも育つほどです

            材質は良質で主に、鉛筆・細工ものによく使われ小型の表札等に適しています。

            とても綺麗な素材で、どちらかと言えば小型看板・表札向きの素材です。

自然木工房木のカウンター 

TEL・FAX(078)575-6395

Eメール yco @ sizenmoku.com

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